人前に立つのが辛い方へ

人前に立って体操するのがしんどいです…。

緊張してしまってすべて空回りしてしまい、心が折れそうです。

このような質問を今まで数多く受けてきました。

おそらくこの記事を読んでいる人の中にも、人前で喋ることが苦手で悩んでいる人もたくさんいるかもしてません。

今回はそのような向けに改善策をお伝えしていきますので参考にしてもらえればと思います。

改善策1 そもそも場数が足りていない

このケースが圧倒的に多いです。

相談を受けた際に深掘って聞いていくと、

体操を始めてまだ1ヵ月

まだ2~3回しか実施してない

そもそもこの介護職についてから数か月

といったように、圧倒的に場数が足りてないケースがほとんどです。

そしてそういう方に限って、早く結果を求めがちです。

その程度の場数なら、緊張するのは当たり前なのに…。

そんな方に対していつも僕が言ってるのは

とにかく場数を踏んで慣れよう!

この一言に尽きます。

皆さん最短で改善策を求めますが、おそらくこれが遠回りのように見えて最短でデキる改善策です。

質より量。

今はまだ慣れていないだけと言い聞かせて前向きに取り組んでみましょう!

ただ、向き不向きがあるのも事実

質より量、習うより慣れろと言いましたが、向き不向きがあるのも事実です。

何度やっても慣れないです。慣れるどころか自分が嫌いになりそうです。

このような状態に陥ってしまう方も少なからずいます。

このように数をこなしても慣れないケースは、いっそのこと『やらない』という選択肢を取りましょう。

トライしても慣れないというのは、シンプルに向いてないからです。

では、そのような見切りをどのタイミングでつければいいのか?

具体的な回数はありませんが、僕は2~3ヶ月やっても慣れないならやめましょうと伝えています。

回数で言うと10回以上。

そこまで実施しても、まったく慣れなかったり好きになれなかったらそれはシンプルに向いていないから人前に立つこと自体やめてもいいかもしれません。

回数をこなすことで見えてくるものは沢山あります。しかし自己嫌悪に陥る前に逃げることも大切です。

まずは2~3か月、修行だと思って無我夢中で取り組んでみましょう!

改善策2 準備が8割

その他のケースとして、準備不足があげられます。

経験も少ない上に準備も怠っていたら、そりゃ心折れますよ(笑)

  • どのような動作をしたいのか
  • その動作で想定されることは何か
  • それは面白いのかつまらないのか
  • ウケなかった時は何をすればいいのか

などいったように、内容だけではなくて相手の反応なども準備をすることでイメージができます。

このようにイメージトレーニングをしておくと、緊張が軽減し自信を持って振舞えるようになりますので、最初はこれでもかというくらい準備をして臨むことをオススメします。

カンペなど見ながら取り組むのも、一つの方法かもしれませんね。

誰もが最初はビギナー

今回は人前に立つのが辛い方向けへというテーマで記事を書かせていただきました。

  • 場数を踏むこと
  • 準備を怠らないこと

この2点さえ意識できれば、だいたいは解決できます。

この2つをやったけど、全然ダメだった!という方はやらなくても良いかと僕は思います。やるべきことをやった結果なのだから。

誰だって最初は緊張してしまいます。

誰だって最初は心が折れそうになります。

もちろん僕だってそう。
緊張で声が震え汗だくになって、てんやわんやしながら体操していました。

それが今となっては、200人の高齢者の前でも堂々と振舞えています。

すごいとか努力したからとかではありません。

単純に慣れたからです。

いつか堂々と楽しませることができる!と信じながら頑張ってください。心から応援しています。